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GRENE事業 先進環境材料・デバイス創製スクール

ご案内

開講期間

平成26年19日(木)、10日(金)  座学 2日間
*プログラムの詳細は裏面をご覧ください。

募集人員

30名(先着順にて承ります。)
お申し込み受付は終了いたしました。

対象者 

★パワー半導体デバイスの材料特性などを知りたい
★省エネルギー、創エネルギーを実現する新しい電子デバイスを開発したい
★MEMSやμ-TASのための超小型電源開発に取り組みたい
★省電力で高性能の小型センサー、小型モーターなどの開発に着手したい
★レーザー・光学機器・計測装置・半導体関連・電子部品などの開発に携わる方・・・など

受講料

8,000円/1日(教材費用を含む実費)


開催にあたって

 LED電球や太陽電池、冷やしすぎない冷蔵庫にエコカー。自然の力や 材料の秘める優れた機能を最新の科学によって引き出し、効率よくエネルギーを使う新しい半導体の技術が活きています。結晶内部の原子の並び方を人工的に変えたり、添加物を組み入れたりして、材料の“個性”に手を加え、「小さな入力」で、「大きな出力」を実現する新規材料の開発に注目が集まります。

 ケイ素や炭素の化合物、金属などに、わずかな光や圧力を加えるだ けでエネルギーを生みだすしくみを利用し、従来品よりもはるかに損失の低い電源や電子回路を作るパワー半導体の技術が進みます。過酷な条件に耐え、自動車や航空機など、安全性や信頼性を重視する部位への使用が大きな目的の一つ。一方、微かな振動や熱を出す性質は、小型センサーの心臓部に応用し超高感度の医療検査機器などに使えます。

 新規材料の開発は、通電時に内部や表面で生じる未知の現象を解明 し、物理的な性質や未機能を制御することがポイント。また、短時間で廉価に材料そのものを作る技術も必要です。さらに、実際の製品化に結びつけるには、組み合わせる部材や周辺機器を新たに選定、設計し直すことが課題です。

 環境への配慮や省エネルギー技術への関心が一段と高まる中、電力 の消費が少なく、発熱量を抑え、二酸化炭素の排出を減らすことは、これからの製品の必須条件になってきました。電気は「節約」から「生み出す」時代。本講座では、微細な領域から始まる新しい省エネ技術の可能性を、技術的な課題とともに解説します。

会場

早稲田大学 
ナノテクノロジーリサーチセンター(NTRC) 

(新宿区早稲田鶴巻町513)
★早稲田駅(東京メトロ 東西線)より徒歩5分

プログラム

  1月 9日 (木)
10:30~12:00 電子デバイス論 ー先端機能材料と微細加工―
シリコン、ダイヤモンドに加え、GaNやSiCなどの化合物半導体を使った高効率半導体パワーデバイスの基礎を学びます。動作原理から、材料の界面で生じる現象、さらに高効率化のための技術課題などについて解説します。実際に、NIMSの微細加工プラットフォームで作製したナノ・マイクロスケールの電子デバイスを、加工プロセスや、性能なども含めて紹介します。
物質・材料研究機構光・電子材料ユニット ワイドギャップ機能材料グループリーダー/微細加工プラットフォーム長
小出 康夫 氏

13:00~14:30

蛍光材料学 ―白色LEDへの応用と特性―
明るく、長持ちする電球や、液晶テレビ用のバックライト。”省エネ”光源として注目を集める白色LEDでは、光の波長を変える色変換材料として、蛍光体が重要な役割を担っています。蛍光体の基礎、白色LEDへの応用に必要な特性などについて解説します。
物質・材料研究機構 環境・エネルギー材料部門 サイアロンユニット サイアロングループ 武田 隆史 氏

14:45~16:15

強誘電体論 ―分極表面電荷の制御と新しい応用
強誘電体焦電効果、光起電力効果によって生じる表面電荷。制御法について解説するとともに、分極パターン上へのナノ金属粒子の固定法、分子マニピュレーションや省エネデバイスへの利用など、新しい応用事例を紹介します。
物質・材料研究機構 フェロー  北村 健二 氏

  1月 10日 (金)
10:30~12:00 材料設計論 ―電荷補償と材料特性―
省資源、省エネルギーに向け、酸化亜鉛や窒化ガリウム等のワイドバンドギャップ半導体や、チタン酸ストロンチウム、チタン酸バリウム等の誘電体材料の機能をより高める技術が必要になります。本講義では、材料の欠陥や界面の状態、さらに添加物の付与による特性変化について解説します。 特に電荷補償や結晶が持つ分極特性を把握し、制御することで、「高機能性材料の高品質化」を目指す手法を学習します。
物質・材料研究機構 環境・エネルギー材料部門 部門長  大橋 直樹 氏

13:00~14:30

圧電材料学 ―圧電体材料の課題―
汎用性の高い電子部品の一つ、圧電体。環境への配慮から、鉛を取り除くことが課題でありながら、現実には困難さがつきまといます。エネルギーハーベスティングの例を挙げ、用途を特化した使い方について解説します。
物質・材料研究機構 環境・エネルギー材料部門 光・電子材料ユニット 機能相関材料グループ 木村 秀夫氏
14:45~16:15 ダイヤモンドデバイスの最新動向
送電途中の損失が大きい電力。せっかく作った電気をどうやって「節約」するか?作動時の抵抗やロスを抑え電力のムダを減らす目的から、SiCなどのパワー半導体材料をしのぐ「次の一手」、ダイヤモンドデバイスの研究が進みます。ナノスケールの技術で結晶の構造や表面の機能を制御した人工ダイヤモンド半導体による最新のトランジスタ、超低損失のインバータなどの開発事例とともに、技術課題などを解説します。
早稲田大学 理工学術院 教授  川原田 洋氏
★内容は変更することがあります。詳しくはお問い合せください

★講義中の録音・描画・写真撮影はお断りいたします。

お申し込み

大変ご好評につき、お申し込み受け付けは終了いたしました。
ありがとうございました。

企画

独立行政法人 物質材料研究機構

早稲田大学

運営

(公財)神奈川科学技術アカデミー

 

問い合わせ先

教育情報センター  科学技術理解増進グループ
〒213-0012 川崎市高津区坂戸3-2-1 KSP東棟 1F
TEL : 044-819-2032/FAX : 044-819-2097
E-MAIL : se@newkast.or.jp

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