財団法人神奈川科学技術アカデミー

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神奈川県RSP事業 平成13年度育成試験課題



「環境対応型超低燃費高出力エンジンシステムの研究」

均一な希薄混合気を急速に燃焼させる多点同時点火システムを採用した、真のリーンバーンエンジンシステムの研究開発を行う。従来の燃焼室内の混合気の一部を濃くして点火する成層燃焼によるリーンバーンエンジンとは異なり、高速高負荷時もリーンバーンを実現し、低燃費、低エミッションでハイパワーを得ることができる。

再委託先:東海大学 工学部動力機械工学科 林 義正 教授



「大規模光波ネットワーク用波長ルーティングフィルタ回路の開発」

次世代波長多重方式光通信に必要不可欠な光信号経路制御技術に関する研究である。波長多重化された信号から特定の波長のみを取り出して残りの波長を全てバスラインへ透過させ、光信号は電気信号に変換されずに光のままで経路制御ができる特徴がある。

再委託先: 横浜国立大学 工学研究院知的構造の創生部門 國分 泰雄 教授



「新しいホウ素化合物半導体アンチモン化ホウ素(BSb)薄膜の新機能創出」

熱電素子材料として高性能を持ち、中性子検出器への応用が期待できるアンチモン化ホウ素について、純粋で均質な薄膜の製造技術を開発し、得られた薄膜のホール効果測定により電気特性を明らかにし、10B(n,α)7Li反応による中性子検出機能を検討する。さらに、ガラス上に作製した膜の熱電性能指数を算定し熱電素子材料を開発する。

再委託先: 横浜国立大学 工学研究院機能の創生部門 熊代 幸伸 教授



「胚性幹細胞由来神経幹細胞、軟骨細胞の移植に関する基礎的・臨床的検討」

将来の再生医療の基礎を築く研究である。交通事故等で脊髄に障害を受けた患者の治療を目指し、マウスの胚性幹細胞(ES細胞)から分化された神経幹細胞を、脊髄損傷モデルマウスの脊髄に移植し、運動機能の回復を図る。一歩一歩動物実験を積み重ねていくことで、将来の再生医療を目指した基礎を築き上げていく。

再委託先: 聖マリアンナ医科大学 免疫学・病害動物学教室 鈴木 登 助教授



「呼気複合センシングによる歯周病診断システムの開発」

被験者の呼気中の臭気ガスを測定し、統計的解析で歯周病進行度を出力する歯周病診断システムを開発する。家庭での簡便な早期診断や進行度の定期的管理等に適用したり、地域の健康管理センターへ電送することにより、遠隔診療や在宅医療に役立たせることを目指している。

再委託先:横浜国立大学 工学研究院機能の創生部門 小泉 淳一教授



「生産機械のマイクロ化に関する研究」

マイクロマシン技術の実用化を目指し、10cm立方サイズのマイクロ施盤を試作し性能の検証を行い、生産機械におけるマイクロ化設計基準を確率する研究である。主軸系及び直動系はフレキシビリティーやメンテナンス性を向上させるモジュール構造とし、またマイクロ化ではネジ締結が困難となるからこれに代わる接着技術を開発する。

再委託先:湘南工科大学 工学部機械工学科 北原 時雄 教授



「周波数ハイブリットベクトル制御法の装置化に関する研究」

ACサーボモータの位置、速度検出器を必要としない、高信頼性センサーレス制御技術の実用化研究である。独自に開発した低速領域の角度推定法に、高速領域の既存の角度推定法を組み合わせた、周波数ハイブリットベクトル制御法の広範囲な応用に向け、汎用制御駆動装置を開発試作し、問題点の抽出と対策を講じ実用化の促進を目指す。

再委託先:神奈川大学 工学部電気電子情報工学科 新中 新二 教授



「窒素ガリウム粉体合成装置の開発」

発光材料として様々な優れた特性を有し短波長半導体レーザや発光ダイオードへ応用されている窒素ガリウムの粉体を、気相中で微小結晶核の生成とその後の粒子成長を独立して行なう工程により、高品質・高純度で合成できる連続合成装置を開発し、粒子の大きさが揃った高品質の窒素ガリウム粉体の大量生産法を確立する。

再委託先:
東京工業大学 大学院理工学研究科付属情報工学研究施設 原 和彦 助教授



「超音波モータを用いたマスター・スレーブ型バーチャル触覚呈示ハンドの研究」

人の5指に遠隔現実感を呈示するマスターハンドと、マイクロマニピュレーションを行うスレーブハンドの開発を目指した、超音波モータを用いたバーチャルハンドシステムの研究である。基礎研究として、一本の指に触覚を呈示するマスター・スレーブフィンガを試作し性能及び制御性の確認を行い、更に5指型バーチャルハンドシステムの機能設計を行う。

再委託先: 慶應義塾大学 理工学部機械工学科 前野 隆司 助教授



「無電解ニッケル合金メッキによるナノメーターオーダーのバリアメタルの形成」

最近発展しつつあるULSIデバイスへの銅配線の応用の際に問題点となっているエレクトロマイグレーションによる信頼性の低下を解決するために、無電解ニッケル合金メッキの技術を応用し、従来の1/10程度の厚さのバリアメタルを独立化した銅のパターン上に成膜させ、選択的にバリアメタルを形成する技術を確立する。

再委託先:関東学院大学 工学部 本間 英夫 教授



「拡散スクラバー法を用いた空気清浄技術と計測技術の開発」

大気中の微量ガスをわずか1mLの吸収液に高倍率で濃縮捕集できる極めてコンパクトなガス捕集管であるミニチュア拡散スクラバーを開発する。濃縮捕集された吸収液中のガス成分を現場で測定可能な、ミニチュア拡散スクラバーと発光ダイオード(LED)簡易比色計を組み合わせた大気中の微量ガス測定法を確立する。

再委託先:慶應義塾大学 田中 茂 教授



「電気浸透流を駆動力としたカセットテープサイズのポンプ」

マイクロチップをはじめとする全分析システムのマイクロ化のために必須の超微小流量用ポンプを製作する。駆動力に電気浸透流を用い、数100nL/min~数100pL/minの流量で低印加電圧でのグラジエントが容易に行える軽量小型の無脈流微小ポンプで、その大きさは電源と制御部を除くとカセットテープサイズである。

再委託先:北里大学 中里 賢一 助手

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