財団法人神奈川科学技術アカデミー

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新しい金型設計製作法の研究

(平成15年9月終了)

研究概要

 新規光材料をデバイス、システム化するための必須技術である金型の設計製作について、効率化、コスト低減、変種変量生産時代への対応等、競争力のある技術として地域に創出することを目指し、FEMシミュレーションを活用した「トライレス金型設計製作法の開発」を行っている。

主な目的と課題

新しい多目的金型加工・組立法をめざして
 「トライレス金型設計製作法の開発」-変種変量生産への迅速な対応―
(1)金型設計製作のスピードアップ
(2)トータルコストの低減(量・品質・多品種少量・変種変量生産への対応)
(3)小型軽量・単純化・複合化
(4)匠の技術の数値化(動的数値化への考察)
(5)次世代に誇りうる金型造りの開発(殻を破る金型つくり)

主な研究成果

1) 張出し加工

 張出し加工による製品化モデルのFEMシミュレーションと実験結果から、張出し加工後に生じる内部残留応力・スプリングバックの予測が可能となり、製品化モデル(燃料電池用セパレータの加工技術を確立した。

2) 高精度プレス加工(鏡面仕上げ加工の確立)

 超高精度プレス加工部品としてHDD用動圧スラスト軸受の加工技術に取り組み、金型の表面精度と加工素材の表面精度の相関を確認した。

張出し加工の応用モデル(燃料電池セパレータのプレス加工品
図1 張出し加工の応用モデル(燃料電池セパレータのプレス加工品

プロジェクトリーダー

大湊 満 氏大湊 満


東京工業高等専門学校講師

平成14年度研究成果

事業終了報告(研究成果)

3) 精密絞り加工の確立

 光学部品・計測機器等に応用展開が期待できる精密深絞り加工技術(光コネクタ用部品)とFEMシミュレーション技術の確立に目処がついた。また、プレス加工により、カテーテル用の部品と、同等もしくはそれ以上の深絞り加工レベルへ到達した。

HDD用動圧スラスト軸受加工品 直径6mm 平面度1.5µm 溝深さ12µm
図2 HDD用動圧スラスト軸受加工品 直径6mm 平面度1.5µm 溝深さ12µm

FEM解析結果
FEM解析結果

プレス加工品
プレス加工品

外径 1.26mm 高さ 6.2mm
外径 1.26mm 高さ 6.2mm

イノベーションセンター 研究支援グループ
TEL:044-819-2034 FAX:044-819-2026
研究推進グループ E-mail : res@newkast.or.jp

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