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「フォトン制御」プロジェクト

終了プロジェクト

研究概要

 光を新技術分野を切り開く道具として用いるために、新しい形態かつ高性能の光を作ることを目指しました。研究成果として、光の周波数が紫外から赤外まで可変でかつ超安定(ハイパーコヒーレント)なレーザ光源システムおよび光の粒(フォトン)を制御するフォトン走査トンネル顕微鏡の探針(光ファイバープローブ)を開発しました。また、光の周波数を制御し、特定の周波数を発生させるために、固体レーザ及び半導体レーザによる特性評価等を行いました。

 本プロジェクトの成果は、非常に高倍率で、物質を原子のレベルで観察できる顕微鏡や微細加工等に応用が期待されます。

「フォトン制御」プロジェクト1 「フォトン制御」プロジェクト2

プロジェクトリーダー

大津 元一 氏大津 元一
(おおつ もといち)


【基礎科学・計測】

「フォトン制御」プロジェクト

研究体制

期間 平成5年 4月~平成10年 3月

研究成果

光ファイバープローブの開発とその応用

光ファイバープローブの開発とその応用KASTでは、独自の加工技術を駆使して、光ファイバーの先端を鋭く尖らせたプローブ(探針)の開発に成功し、これを応用して従来不可能であった超高分解能の光学顕微鏡(近接場光学顕微鏡)、超高密度光メモリ、原子の誘導など、様々な応用技術を世界に先駆けて開発いたしました。これらの成果は、計測、分析、光メモリ産業、新素材産業等に役立つことが期待されます。

応用例

(1)超高密度の光メモリ ※2の記録・再生

※2:DVD(デジタルビデオディスク)の200倍近い1テラ(1テラは1兆)ビット級のディスクの開発が可能

(2)有機薄膜 ※3のような非常に小さな物質を光で調べる

※3:例えば、厚さが約10ナノメートル

(3)原子を光で動かす

(4)細菌のべん毛 ※4などの非常に小さな生体試料を光で操る

※4:直径約20ナノメートル

KAST単独出願の特許一覧

発明の名称 出願番号 公開番号
光ファイバプローブ及びその製造方法 特願平 5-291829 特開平 7-146126
光ファイバプローブ及びその製造方法 6-53626 7-260459
光ファイバ及びその加工方法、光ファイバプローブ
及びその製造方法
6-55697 7-261039
フォトン走査トンネル顕微鏡 6-55698 7-260807
記録媒体及びその製造方法、記録方法及び記録装置 6-301936 8-160564
基盤及びその製造方法、光ファイバプローブ
及びその製造方法
6-301937 8-160225
光ファイバプローブの製造方法 7-66281 8-261921
光ファイバ及びその製造方法 8-500660 WO95/33207


イノベーションセンター 研究支援グループ
TEL:044-819-2034 FAX:044-819-2026
研究推進グループ E-mail : res@newkast.or.jp

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