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「冬眠制御」プロジェクト

終了プロジェクト

研究概要

 哺乳動物が起こす「冬眠」のシグナルとなっている因子(蛋白質)に着目し、その生理的役割と制御システムを分子・遺伝子のレベル及び細胞・生体のレベルで解明します。

 本プロジェクトは、冬眠機構を明らかにすることにより、低体温手術や移植臓器の長期低温保存法の確立が期待できます。また、進行性疾患(感染症、腫瘍)に対する予防・治療法の確立などの医療分野への応用と同時に、食用動物の保存・輸送等の分野への応用が期待されます。

冬眠中のリス

プロジェクトリーダー

近藤 宣昭 氏近藤 宣昭
(こんどう のりあき)


【ライフサイエンス】

「冬眠制御」プロジェクト

研究体制

期間 平成6年 4月~平成11年 3月

研究成果が 「Cell」 2006年4月7日号に掲載されました!

 平成6年4月から平成11年3月までの5年プロジェクトとして研究を行った近藤「冬眠制御」プロジェクト(プロジェクトリーダー:近藤宣昭(現:三菱化学生命科学研究所))の研究成果が米国の著名な科学誌である「Cell」の4/7号に掲載され、併せてPreview欄でも解説記事が載りました。Preview欄は、Cellが重要と考えた論文を第三者のscientistsに解説してもらうコーナーで、今回の論文が世界の研究者の注目を集めています。

 近藤「冬眠制御」プロジェクトでは、哺乳動物の冬眠を制御する機構を分子レベルで研究し、冬眠により引き起こされる低温耐性の仕組みと、それを制御する生理システムの実体を明らかにすることを目的として研究を進めました。ここで得られた研究成果は、将来、ヒトを含む哺乳動物における冬眠機構の応用(具体的には、心筋梗塞等の疾患の予防や治療、低体温療法などへの応用)が期待されます。

◆ 掲載された論文の詳細: Cell, April 7, 2006: 125 (1) “Circannual Control of Hibernation by HP Complex in the Brain”

イノベーションセンター 研究支援グループ
TEL:044-819-2034 FAX:044-819-2026
研究推進グループ E-mail : res@newkast.or.jp

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