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-研究プロジェクト(終了)-

「電子集積化学デバイス」プロジェクト

【エレクトロニクス・情報技術】


山元 公寿 氏 研究期間:2001年(平成13年)10月〜2004年(平成16年)9月
プロジェクト・リーダー 山元 公寿(やまもと きみひさ)

■研究内容 次世代を担うエレクトロニクス材料には、その利用においてエネルギーの損失が限りなくゼロに近いことが要求され、そのためには、従来のような材料全体の(バルク)の機能追求では限界があり、電子と光の本質を取り扱う新しいアプローチが必要となります。つまり、電子や光エネルギーの流れる量、方向、速さを分子レベルで自在にコントロールできる科学技術の追求とそれを一つの分子で極限機能として担える材料の実現が強く望まれます。
 このような社会的要請に応えるため、本研究では、光合成や呼吸など生命現象に見られるような、電子の方向、量、速度を制御した、変換効率の極めて高い、新しいエレクトロニクス材料の創製を目指します。特に、プロジェクトリーダーらの独創材料である「球状電子勾配型超高分子」は種種の金属イオンを電子勾配に従い分子内に個数と位置を正確に決めて集積できる特徴を持つ新物質です。これに焦点をあて、精密な電子の時空間(電子の方向と量、速度)の制御のために精密な電子勾配の設計と創製法を確立し、実際に効率の極めて高いエネルギー変換材料や化学変換材料として機能することを、光電変換デバイスや環境触媒などの化学デバイスの作製をとおして実証することが本研究のねらいです。
 本研究は生命の巧妙な化学変換の電子過程の解明と再現に繋がることはもとより、新しい電子化学の提案などの学術的意義に留まらず、エネルギー、環境、生体機能のエネルギー、環境、生体機能の諸科学に跨る幅広い領域に波及する応用が大いに期待されます。



電子集積超高分子


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