財団法人神奈川科学技術アカデミー

 ホームイノベーションセンター研究事業のご紹介> 公共試作開発ラボ機能について

公共試作開発ラボ機能について

  KASTでは、地域ニーズに密着した研究課題について、大学や県内公設試と連携して実施する「神奈川産学公プロジェクト」を平成18年度より推進してきました。プロジェクトでは、企業等と連携した研究開発や試作、評価などを行うとともに、県内公設試の中にプロジェクト終了後も県内企業が活用できる「公共試作開発ラボ機能」の確立を最大の目標として取組んできました。現在、平成23年3月末に終了した「環境調和型機能性表面プロジェクト」、「次世代パワーエレクトロニクスプロジェクト」、「食の安全・安心プロジェクト」の成果から展開する公共試作開発ラボ機能の構築およびその準備を進めております。

高付加価値な表面処理・試作について

  環境調和型機能性表面プロジェクトは、環境低負荷で、機能・コスト面で新たな付加価値を持つ表面処理技術の開発を実施してきました。これまでに、大気圧DLC被覆装置およびDLC機能性評価に関する装置を神奈川県産業技術センターに、環境低負荷樹脂めっきの半量産試作前処理・めっきラインを㈱日本表面処理研究所に設置しました。そのほか、既存の静止めっきラインを活用した表面処理に係る試作・人材育成等を横浜市工業技術支援センター等で計画しています。


(株)日本表面処理研究所内に整備された
ロール to ロールめっきライン

パワーデバイスの熱損失・耐久性等のシミュレーションについて

  次世代パワーエレクトロニクスプロジェクトでは、次世代自動車や家電製品などの更なる省エネルギー化に向け、高効率回路の開発や耐熱性に優れたパワーデバイス実装技術の開発に取組んできました。このうち評価技術として、パワーデバイスにおける熱損失・耐久性等を設計段階から評価できるシミュレーションシステムを開発しました。現在、参画機関である横浜国立大学、神奈川県産業技術センターを中心に、上記研究成果を活用した企業の開発支援・評価をおこなう準備を進めています。


電気・熱・構造の連成評価による長期耐久信頼性の評価と設計支援

食品の機能性・安全性の評価について

  食の安全・安心プロジェクトでは、科学的エビデンスに基づいた食品の機能性・安全性評価と食物アレルギーの解明に取組み、特に食品成分の摂取により変動する遺伝子を網羅的に解析するニュートリゲノミクス手法を神奈川県衛生研究所、神奈川県産業技術センターと連携して取組みました。現在、企業の開発する食品機能性評価の受託試験を県内公設試と連携して実施している他、さらに機能性化粧品の評価を含めたより大きな展開を「健康・アンチエイジングプロジェクト」において実施しております。


導入しているDNAマイクロアレイ解析装置

イノベーションセンター 研究支援グループ
TEL:044-819-2034 FAX:044-819-2026
研究推進グループ E-mail : res@newkast.or.jp

 前のページへ戻る    ページのトップへ戻る