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平成24年度KAST教育講座

これから始める人のためのナノ・マイクロ基礎講座 2012 化学編

これから始める人のためのナノ・マイクロ基礎講座 2012 化学編

開講日

平成25年21日(木)、22日(金)
 10:00~17:30 2日間

会場

新川崎・創造のもり Kスクエア厚生棟 会議室
(川崎市幸区新川崎7-7)
◆ JR横須賀線・湘南新宿ライン 「新川崎駅」より 徒歩約10分
◆ JR南武線 「鹿島田駅」より 徒歩約16分

定員

40名程度 ★お申し込み受付けは終了いたしました。
 このような方にお勧めします
近ごろよく耳にするMEMS、ナノテク・・・どのようなものか、まずは聞いてみたい
これからマイクロ・ナノスケールの加工技術に取り組みたい
切削、射出成形、めっき、印刷・・・・自社の技術を、微細加工分野に活かしたい、またその可能性を探りたい
バイオチップや超小型センサーなどの開発に着手したい
マイクロ・ナノスケールの技術を改めて体系的に勉強してみたい
材料・計測機器・半導体関連・電子部品などの開発に携わる方・・・など

受講料

7,000円

*ナノ・マイクロイノベーション川崎スクール
慶応義塾大学・早稲田大学・東京工業大学・東京大学など、マイクロ・ナノの研究をリードする大学の講師陣が集結するはじめての技術スクール

開催にあたって

  ガラスの薄板に掘った狭い溝には、バイパスや立体交差。制御弁や水車もある。中を通るのは針の先ほどの液体。これすべて髪の毛より細いサイズ。始めませんか?極小の、ものづくり。昨年始まった「ナノ・マイクロイノベーション川崎スクール」は、精密加工などを得意とする企業のための“技術教室”。1ミリの10万分の1の単位に挑みます。

 医療や環境技術に役立つ現象にあふれながら肉眼では見えない世界を、人工的に作り出す超微細加工の研究が進んでいます。ガラス上の流路をごく細い血管に見立て、病気の早期発見や体調管理に使える診断チップ。あるいは、微量の有害ガスも逃さない超高性能のフィルターに応用すれば、危険を伴う作業に携わる人々の安全センサーにも使えます。

 ところが、小さな部品を製品の形にする段階で、大学の研究者は困っています。そこで、ものづくり技術の出番です。日本の誇る繊細な感覚、高精度の技術を活かしませんか?優れた技術を持つ、中堅・中小の企業にこそ飛躍のチャンスがあります。

 まずはの極小の世界に触れるところから。この講座では、応用範囲の広い「化学」の分野の基礎知識を習得します。独自技術で新しい市場に参入したい、10年後を担う人材を育てたい。そんな方々に、マイクロ・ナノのメリットと課題、最新装置を使った微細加工法までわかりやすく解説します。
川崎市/4大学ナノ・マイクロファブリケーションコンソーシアム
4大学ナノ・マイクロファブリケーションコンソーシアムとは?
慶應義塾大学・早稲田大学・東京工業大学・東京大学が推進する「拡張ナノ空間(10nm~1μm)」と呼ばれる未開拓領域の工学研究を促進するための共同事業体で、ナノ・マイクロファブリケーション技術を中核とした研究拠点を研究開発機関や高度な技術力を持つ企業が集積する「ものづくり都市・研究開発都市」である川崎市に設け、ナノ・マイクロ理工学分野の研究教育に取り組むとともに、最先端の新技術開発や新製品・新産業の創出をめざす我が国のものづくり産業を牽引する企業等との連携を推進します。

カリキュラム内容と日程

2月21日(木) 小さい?大きい?ナノ・マイクロの技術が作る世界

10:00~11:30

 「手のひらに化学工場-マイクロ化学チップの機能と原理」何をするか、どう組むか

  血液検査装置や燃料電池、化学プラント・・・。微細加工技術を使い、大型の施設や分析機器も手のひらサイズのチップ上に載せる「マイクロ化学チップ」。何ができて、どんなことに使えるか。原理と基礎を学ぶ。小型化することのメリット、小さな領域で起こる独特の現象を理解した上で、どのように設計し、デザインすればよいか?用途に応じたパーツの組み合わせ、配置の仕方で機能を最大限に活かす方法を解説する。

東京大学 大学院 工学系研究科 准教授 馬渡 和真 氏

12:40~14:00

 「ガラスチップの作り方 製造・加工技術/特徴・利点/現状と課題」

   マイクロ化学チップの素材の一つ、ガラス。材料の特徴を活かした用途、微細流路形成、表面処理、張り合わせなどの技術と課題について解説する。

マイクロ化学技研株式会社 製造部 菊谷 善国 氏

14:15~15:45

 「プラスチックチップの作り方 成形・加工技術/特徴・利点/可能性と課題」

   廉価で大量生産が可能なプラスチック。血液検査など、使い捨てが必要なバイオ・生化学分野で利用できる。射出成形、ホットエンボス法など、加工技術の基礎と長所・短所、適用可能な材質などについて理解する。実際のアプリケーション開発事例も併せて紹介する。

早稲田大学 ナノテクノロジー研究所 准教授  水野 潤 氏

16:00~17:30

 「小さな面を大きく活かす・・・表面修飾・改質技術」

   小さな領域では「表面」のはたらきが大きく影響する。材質や形状を活かし、高機能の表面を作る技術とは?転写技術、紫外線やレーザーの光を使う方法など、目的に応じた微細加工技術とその効果を紹介する。

東京大学 生産技術研究所 准教授  火原 彰秀 氏

2月22日(金) ナノ・マイクロの化学・・・何ができるか?  

10:00~11:20

 「チップの上で化学分析」

  反応・分離・抽出など、小さな空間では液体や気体が素早く混ざりあう。ムダが少なく経済的な上、環境への負荷も小さい。便利な「化学分析装置」はどのように作るか。反応結果の観察方法も併せて解説する。

北海道大学 大学院 工学研究科 教授 渡慶次 学 氏

12:30~13:30

 「手軽に健康診断-免疫分析チップシステムの開発」

   酵素を使った免疫反応「ELISA法」を利用し、がんなどの疾病特有の物質を分析・測定・検出までできる小型装置の開発事例を紹介する。マイクロ化学チップをどのように組み込み、多数の検体を高効率ではかるための工夫など、デモンストレーションとともに解説する。

マイクロ化学技研株式会社 研究開発部  大橋 俊則 氏

13:45~14:45

 「チップの上に化学プラント」

   マイクロ・ナノのサイズなら化学合成にも便利。新しい材料や微細な粒子を効率的に作れ、廃棄物もごくわずか。巨大な工場も実験室の中に収まるほど小さくなる。”エコ”な化学プラントに必要な微小部品、技術課題を紹介する。

株式会社日立製作所 日立研究所  富樫 盛典 氏

15:00~16:20

 「さらに小さく!10-6と10-9の間・・・拡張ナノ化学」

   マイクロとナノ。その「間」の領域に見え隠れする不思議な現象を活かせば、注目のエネルギー産業などにも応用可能な技術が生まれる。まったく新しい視点からの「ものづくり」技術を紹介する。

東京工業大学 原子炉工学研究所 准教授 塚原 剛彦 氏

16:30~17:30

 「マイクロ・ナノの技術がつくる未来」

   拡張ナノ化学の基盤技術から最先端の技術動向まで把握する。新しい研究成果を実用化、製品化までつなげるには何が必要か?優れた技術を持つ企業への期待なども述べる。

東京大学 大学院 工学系研究科 教授 北森 武彦 氏

∗ お申し込みに際しては、川崎市ならびに神奈川県地域の企業の方を優先的に承ります。
∗ やむを得ない事情により、日程・内容の変更や中止をする場合があります。講義中の録音・写真撮影はお断りいたします。

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申込要項 をご覧の上お申込下さいますようお願い申し上げます。

お申し込み受け付けは終了いたしました。
ありがとうございました。

主催


川崎市/4大学ナノ・マイクロファブリケーションコンソーシアム

協力


(財)神奈川科学技術アカデミー

お問い合わせ

教育情報センター 教育研修グループ
TEL : 044-819-2033 FAX : 044-819-2097
教育研修グループ E-mail : ed@newkast.or.jp

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