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平成25年度KAST教育講座

化学物質の有害性評価

化学物質の有害性評価

開講期間

平成25年12月4日(水)
平成26年1月22日(水)、2月13日(木)、3月5日(水)
計4日間

募集人員

15名 (申込締切 11/8 (金))
お申し込み受付けは終了いたしました。

●化学物質を製造、または使用しているメーカー等にご所属で、化学物質のヒト有害性評価について、病理学の基礎から学びたい方。
●調査機関、公的研究機関、行政機関等にご所属で化学物質のヒト有害性評価にご関心をお持ちの方。

開催場所

かながわサイエンスパーク(KSP) 内 講義室

(川崎市高津区坂戸3-2-1)
◆ JR南武線「武蔵溝ノ口」・東急田園都市線「溝の口」下車
 Mapはこちら

受講料 無料

開催のご案内

  化学メーカーにとって、自社が製造する化学物質のヒト有害性を正しく理解しておくことは、製造者責任として、ますます重要になっています。しかし現実には、一部大手化学会社を除き、病理学・毒性学の専門家を擁する化学メーカーは極めて少なく、SDS/GHSにおける反復投与毒性試験、発がん性試験等のデータを病理学的知識有して理解できる人材の育成は急務となっています。

   本コースは以下のような特徴があります。
●製造者責任として、化学物質のヒト有害性を正しく理解するために必要な基礎知識を整理します。
●化学物質は人体にどのような影響を与えるのか、どのように有害性評価されているのか、化学系の出身者等、病理学を学んだことのない方にもわかりやすく解説します。
●病理学を身近に感じられるよう、一般的な疾病にも触れながら、各器官の仕組み、化学物質の作用機序、試験データの読み方、NOAELの決定等を学習します。
●(独)製品評価技術基盤機構における職員研修プログラムをもとに、主要臓器を中心に取り上げます。 (平成26年度のカリキュラムは1年間で全臓器を網羅します。)

カリキュラム編成者・講師

公益財団法人神奈川科学技術アカデミー 
地域イノベーション戦略支援プログラム 人材育成プログラム開発員
西 川   智
(医学博士・獣医師・認定毒性病理学専門家・認定獣医病理学専門家)

昭和45年北海道大学獣医学部卒業後、協和発酵工業入社、医薬品等の安全性試験の病理学的検査に従事。平成16年 同社定年退職後、(独)製品評価技術基盤機構(NITE)にて反復投与毒性試験のQSAR(カテゴリーアプローチ研究)及び経済産業省、NITE職員の病理学的知識に基づく毒性学教育に従事。平成24年 化学物質リスク評価研究所設立。

 

カリキュラム内容と日程

第1日
平成25年
12月4日(水)
オリエンテーションおよび有害性評価の基礎
13:30~14:30 オリエンテーション: 社会的背景と化学物質規制の意義
14:40~16:00 有害性評価の基礎: 28日反復投与/発がん性/化審法の要求投与ルートに基づく経口投与による評価
16:15~17:30 人体のしくみ: 各器官の仕組みと機能、化学物質による生体への影響
第2日
平成26年1月22日(水)
各論1: 消化器
13:30~17:30
(休憩を含みます)
胃や十二指腸から門脈を通して吸収される物質と吸収されずに糞便排泄される物質の障害を考える。
第3日
平成26年2月13日(木)
各論2: 肝臓
13:30~17:30
(休憩を含みます)
門脈系から肝臓に入ってきた物質の類洞・肝細胞での分解・解毒・代謝過程における障害を考える。
肝細胞肥大、壊死、炎症、その他。
第4日
平成26年3月5日(水)
各論3: 腎臓・膀胱
13:30~17:30
(休憩を含みます)
心肺循環から大循環に入った物質が腎臓・膀胱で再吸収・尿排泄される際の障害を考える。
講義の進め方
  1. 各臓器の正常肉眼・組織構造及び機能について人体及びラットのモデルを用い概説します。
  2. 国立医薬品食品衛生研究所 総合評価研究室より公開されている「既存化学物質毒性データベース」より「28日間反復経 口投与毒性試験」「反復投与毒性・生殖毒性併合試験」を例題にして各臓器・病理所見毎に分けて特定標的臓器毒性やそ のメカニズム発現を学習し解説します。なお、病理組織学的検査結果も初心者にも分かり易く正常と異常組織写真を対比して説明します。
  3. 該当化合物につき(独)製品評価技術基盤機構より公開されている、SDS/GHSから「健康に対する有害性」の内「特定標的 臓器毒性(反復暴露)の分類結果・根拠等を抄読して理解します。
  4. 更に随所に該当化合物の化学構造式に類似した化合物のカテゴリー分類(文献)についても紹介して、その世界的動向及 び今後の利用方法等について考察します。

文献: Y. Sakuratani , H.Q. Zhang , S. Nishikawa , K. Yamazaki , T. Yamada , J.Yamada , K. Gerova , G. Chankov , O. Mekenyan & M. Hayashi (2013): Hazard Evaluation Support System (HESS) for predicting repeated dose toxicity using toxicological categories , SAR and QSAR in Environmental Research,24(2013)

*やむを得ない事情により、日程・内容の変更や中止をする場合があります。講義中の録音・写真撮影はお断りいたします。

 

お申込みはこちら


申込要項 をご覧の上お申込下さいますようお願い申し上げます。

お申し込み受け付けは終了いたしました。
ありがとうございました。

主催

公益財団法人 神奈川科学技術アカデミー

協賛

独立行政法人製品評価技術基盤機構(申請中)  一般社団法人日本化学工業協会

後援 (一部申請中)


国立医薬品食品衛生研究所 化成品工業協会 日本接着剤工業会 (一社)日本塗料工業会 (公社)高分子学会 (一社)繊維学会 (社)日本合成樹脂技術協会 (公社)日本材料学会 (一社)日本複合材料学会 日本分析化学会 (一社)資源・素材学会 日本香粧品学会 日本材料科学会 (一社)日本環境化学会 (公社)日本環境技術協会 (一社)表面技術協会 (公社)大田区産業振興協会 川崎商工会議所 株式会社ケイエスピー  (公社)日本化学会 (公社)日本薬学会

お問い合わせ

教育情報センター 教育研修グループ
TEL : 044-819-2033 FAX : 044-819-2097
教育研修グループ E-mail : ed@newkast.or.jp

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