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平成26年度KAST教育講座

文部科学省 GRENE Project

手のひらに化学工場 マイクロ化学チップコース

開講日

平成26年12月15日(月)、16日(火)、座学:2日

会場

新川崎・創造のもり K2ハウス 会議室
(川崎市幸区新川崎7)
Mapはこちら
◆JR横須賀線 「新川崎駅」より 徒歩約10分
◆JR南武線   「鹿島田駅」より 徒歩約18分

受講料

9,000円/1日(教材費用を含む実費・税込)
実習20,000円(教材費用を含む実費・税込)
3日間(座学+実習)受講の場合 38,000円

定員

座学 40名程度 (先着順) ※座学は1日単位で受講可能です。
実習 5名程度 (定員に達しました)

 ★お申し込み受付けは終了いたしました。

 このような方にご受講をお勧めします
近ごろよく耳にするMEMS、ナノテク・・・どのようなものか、まずは聞 いてみたい
これからマイクロ・ナノスケールの加工技術に取り組みたい
切削、射出成形、めっき、印刷・・・・自社の技術を、微細加工分野に 活かしたい。またその可能性を探りたい
バイオチップや超小型センサーなどの開発に着手したい

開催にあたって

 ガラスの薄板に刻んだ溝には、バイパスや立体交差。制御弁や水車もある。中を通るのは針の先ほどの液体。これすべて髪の毛より細いサイズ。流路をごく細い血管に見立てれば、病気の早期発見や体調管理に使える診断チップに。微量の有害ガスも逃さない超高性能のフィルターに応用すれば、危険を伴う作業に携わる人々の安全センサーに使えます。

  医療や環境技術に役立つ現象にあふれながら肉眼では見えない世界を、人工的に作り出す超微細加工の研究が進んでいます。100万分の1ミリのスケールに至る極小のものづくりは、資源のムダ使いを減らし、環境への負荷も少ない「省エネ」製品の開発へとつながります。

 「ナノテクノロジー」は、どこまで進み、実用化に近づいたか―。「ナノ」の技術を製品に結びつけるキーワードの一つ、「マイクロ」を手掛かりに、化学合成、環境分析、医療検査など、広範な分野で応用可能な技術について基礎から学ぶ講座です。

  本講座では、要素技術から応用事例まで分かりやすく解説します。実習では実際のマイクロチップを使った化学反応の検出やマイクロ流体操作を行い性能を実感する事が出来ます。

カリキュラム内容と日程

座学 12月15日(月)

9:30~11:00

 手のひらに化学工場-マイクロ化学チップの機能と原理   何をするか、どう組むか

血液検査装置や燃料電池、化学プラント・・・。微細加工技術を使い、大型の施設や分析機器も手のひらサイズの チップ上に載せる「マイクロ化学チップ」。何ができて、どんなことに使えるか。原理と基礎を学ぶ。小型化することのメリット、 小さな領域で起こる独特の現象を理解した上で、どのように設計し、デザインすればよいか?用途に応じたパーツの組み 合わせ、配置の仕方で機能を最大限に活かす方法を解説する。

北海道大学 大学院 工学研究院 教授 渡慶次 学 氏

11:10~12:40

 ガラスチップの作り方 製造・加工技術/特徴・利点/現状と課題

マイクロ化学チップの素材の一つ、ガラス。材料の特徴を活かした用途、微細流路形成、表面処理、張り合わせなどの技術と課題について解説する。

東京工業大学 原子炉工学研究所 准教授 塚原 剛彦 氏

14:00~15:30

 プラスチックチップの作り方 成形・加工技術/特徴・利点/可能性と課題

廉価で大量生産が可能なプラスチック。血液検査など、使い捨てが必要なバイオ・生化学分野で利用できる。射出成形、ホットエンボス法など、加工技術の基礎と長所・短所、適用可能な材質などについて理解する。実際のアプリケーション開発事例も併せて紹介する。

早稲田大学 ナノ理工学研究機構 教授  水野 潤 氏

15:40~17:10

 小さな面を大きく活かす・・・表面修飾・改質技術

小さな領域では「表面」の働きが大きく影響する。逆に言えば表面を制御できれば、さまざまな機能を付与することが可能になる。そこで、今回医療診断やバイオ分析に重要なMPCポリマーをはじめ様々な表面処理技術を紹介する。

東京大学 大学院 工学系研究科  教授 高井 まどか 氏

座学 12月16日(火)

9:30~11:00

 マイクロ分析システム・・・システム化・応用(免疫分析、ガス分析など)

がんなどの疾病に特有の物質を分析・測定・検出する免疫分析チップシステムや、微量の有毒ガスや特殊な匂いを検出し、食品、環境などの分野に応用できるガス分析チップシステムなどの応用事例を紹介する。

東京大学 大学院 工学系研究科 准教授 馬渡 和真 氏

11:10~12:40

 マイクロ化学チップを用いたDNAの―分子シークエンス法の開発

ライフサイエンス研究においてゲノム情報の取得が研究のスターティングポイントとなった現在、より高速で低コストなDNAシークエンス技術が求められている。本講では、究極のシークエンス法ともいえる1分子DNAシークエンス法の開発状況について紹介する。

名古屋大学 工学系研究科 准教授  加地 範匡 氏

14:00~15:30

 チップの上に化学プラント

マイクロ・ナノのサイズなら化学合成にも便利。新しい材料や微細な粒子を効率的に作れ、廃棄物もごくわずか。巨大な工場も実験室の中に収まるほど小さくなる。”エコ”な化学プラントに必要な微小部品、技術課題を紹介する。

東京大学 大学院 工学系研究科 教授  三宅 亮 氏

15:40~17:10

 さらに小さく!10-6と10-9の間・・・拡張ナノ化学

マイクロとナノ。その「間」の領域に見え隠れする不思議な現象を活かせば、注目のエネルギー産業などにも応用可能な技術が生まれる。まったく新しい視点からの「ものづくり」技術を紹介する。

東京大学 大学院 工学系研究科 助教 嘉副 裕 氏

実習 12月19日(金)

13:00~15:00

マイクロチップ上の化学反応と検出
流体操作と熱レンズ検出

東京大学 大学院 工学系研究科 准教授 馬渡 和真 氏
東京大学 大学院 工学系研究科 助教 嘉副 裕 氏

15:15~17:15

実用キットを用いたマイクロ流体操作
ELISAとリアクターキットや、液滴チップを使って瞬間での混合や、粒子操作

マイクロ化学技研株式会社 田澤 英克 氏

∗ やむを得ない事情により、日程・内容の変更や中止をする場合があります。講義中の録音・写真撮影はお断りいたします。

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