公益財団法人神奈川科学技術アカデミー

 ホーム教育情報センター> 文部科学省 GRENE開発講座  先端材料と微細加工技術で実現する省エネ、創エネコース
平成25年度KAST教育講座

文部科学省 GRENE 開発講座

 

開講日

平成27年15日(木)   10:00~17:30

会場

早稲田大学 ナノテクノロジー研究センター
  (東京都新宿区早稲田鶴巻町513 )
◆ 最寄駅  東京メトロ 東西線  早稲田駅

定員

★お申し込み受付けは終了いたしました。
20名 (先着順)
 企業、研究機関にご所属で、
エネルギー、環境技術に利用できる新しい材料の開発に挑みたい方。
自然の力とMEMSなどの技術を組み合わせ、創エネ、省エネに利用
する新しい技術を開発したいとお考えの方。
これからマイクロ・ナノスケールの加工技術に取り組みたい方。
射出成形、めっき、印刷、精密測定など自社の技術を微細加工分野
に活かしたい方。
電池、計測機器、半導体、電子部品などの開発に携わる方
   ・・・など

受講料

9,000円/1日

講義のねらい

  材料の分子、原子が持つ特徴や機能を引き出し、押し広げることで、電力を無駄なく使い、作るための新しい技術が生まれます。本コースは、電力変換、照明、トライボロジー、新発想の燃料電池まで、ナノ・マイクロ領域の研究分野が生み出す新たな技術開発の可能性を知る講座です。

  2014年、ノーベル物理学賞の受賞により改めて開発プロセスや発光原理に関心が高まる青色LEDの技術。鮮明度が高く、長寿命なのに、消費電力が少ないのが特徴です。窒化ガリウム系半導体など、材料の持つ特性を引き出し、新たな機能として活かす最適な設計と制御法の確立により、技術革新を引き起こしました。

  「エコ」重視から、エネルギー再利用の課題と相まってここ数年注目が高まる環境技術の問題。ナノやマイクロの視点から材料に迫り、適切な用途、目的を見出し、実用化、製品化につなげるためには、コストダウンの工夫も必要です。

  日常生活の中で、安全性、信頼性を最優先する状況や、発熱を抑え、エネルギーロスをなくし、生産性の向上をはかる場面などでも、微細な構造や機能の積み重ねで実現できる省エネ技術がまだたくさんあります。材料+ナノテクで切り拓く新しい環境技術の可能性を知りたい方にお勧めしたい内容です。

カリキュラム内容と日程

2015年1月15日(木)

10:00~11:30

 エネルギー消費を抑える表面構造   ―耐久性能の向上と長寿命化で実現する省エネ―  <機能性表面>

  自動車や生産機器などの摺動部品の表面に機能性を付与し、省エネにつなげる―ダイヤモンドライクカーボンなどの炭素材料や無機材料を使った微粒子コーティングや硬質膜の塗布などにより、エネルギー消費をおさえる技術が注目を集めています。複合材料の設計、成膜方法の解説とともに、マイクロ・ナノのレベルから精密に制御する表面の構造が環境にもたらすメリットなどを紹介します。

東京工業大学 大学院 理工学研究科 機械物理工学専攻 准教授 赤坂大樹 氏

12:40~14:10

 眼にも優しい省エネ技術   ―白色LED性能向上と新しい蛍光体材料―   <照明>
  省エネルギー照明として普及し始めた、白色LED。さらなる性能向上に向け、蛍光体の発光波長や、発光強度の制御、より自然光に近づけるための蛍光体の探索などの課題があります。新しい蛍光体開発に向けた、1粒子から新物質を開発する「単粒子診断法」の技術も交えて解説します。
(独)物質・材料研究機構 サイアロンユニット サイアロングループ 主任研究員 武田隆史 氏

14:25~15:55

 新材料、新発想のマイクロ燃料電池   -セルの自在な積み重ねで作る創エネデバイス-   <燃料電池>

  微細な流路内部に強誘電材料を塗布、積層した石英薄板のチップ上に電極まで一体化し、パイルアップできる新しい高効率燃料電池システムについて解説します。反応源の水素、酸素を効率的に供給するデバイスも組み合わせることができるため、駆動部も小型化し、ごくわずかな材料で作製できるため、生産プロセス自体も環境にやさしいのが特徴です。化学反応に適した「マイクロ化学チップ」の機能をエネルギー分野に展開できる事例として紹介します。

東京大学 大学院 工学系研究科 応用化学専攻 准教授 馬渡和真 氏

16:10~17:40

 高効率、低損失 新しいパワーデバイスで実現する省エネ・創エネ
     -半導体材料は電力の大量消費から抑制、創出へ―   <電力変換>
  最初の結晶作製から発光まで、数十年を要した青色LED。GaNの結晶成長や成膜法の確立に向け、新たな装置設計、開発に挑んだ経験をもとに、現在取り組むSiC、ダイヤモンドなど、電力変換のための新しいパワー半導体材料の性能と特徴ついて解説します。高効率、出力損失低減は実際どこまで進んでいるか、耐熱性や強度、信頼性の向上を実現するための課題と、シリコン以外の材料を用いて作製するスイッチ、電極などデバイス化に必須の微細加工技術も紹介します。
(独)物質・材料研究機構 中核機能部門 部門長
 光・電子材料ユニット ワイドギャップ機能材料グループ グループリーダー 小出康夫 氏

∗ 内容については、予告なく変更する場合があります。 講義中の録画・写真撮影・録音は堅くお断りいたします。

お申込みはこちら

お申し込み受け付けは終了いたしました。
ありがとうございました。

企画


   独立行政法人物質・材料研究機構
   早稲田大学
   公益財団法人神奈川科学技術アカデミー

運営


   公益財団法人神奈川科学技術アカデミー

問い合わせ先

教育情報センター  教育研修グループ
〒213-0012 川崎市高津区坂戸3-2-1 KSP東棟
TEL : 044-819-2033/FAX : 044-819-2097
E-MAIL : ed@newkast.or.jp

 前のページへ戻る    ページのトップへ戻る