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平成26年度KAST教育講座

先進環境材料・デバイス創製スクールGRENE Project

手のひらに化学工場 マイクロ化学チップコース

年々めざましい進化を遂げながら、実用化、製品化に結びつきにくいイメージがつきまとうMEMSやナノテクの技術。
実はいま “小さな” ところから環境や人への「やさしさ」を実現する可能性に注目が集まります。

開講日

平成27年11月30日(月)、12月1日(火)、座学:2日
12月4日(金)、実習1日

会場

新川崎・創造のもり K2ハウス 会議室
(川崎市幸区新川崎7番1号)
Mapはこちら
◆JR横須賀線 「新川崎駅」より 徒歩約8分
◆JR南武線   「鹿島田駅」より 徒歩約12分

受講料

9,000円/1日(教材費用を含む実費・税込)
実習 20,000円(教材費用を含む実費・税込)
3日間(座学+実習)受講の場合 38,000円
  ※実習のみの受講はできません

定員

座学 40名程度 (先着順) ※座学は1日単位で受講可能です。
実習 5名程度 (座学2日間をご受講の方に限ります。)
 
 ★お申し込み受付けは終了いたしました。

 このような方にご受講をお勧めします
近ごろよく耳にするMEMS、ナノテク・・・どのようなものか、まずは聞 いてみたい
これからマイクロ・ナノスケールの加工技術に取り組みたい
切削、射出成形、めっき、印刷・・・・自社の技術を、微細加工分野に 活かしたい。またその可能性を探りたい
バイオチップや超小型センサーなどの開発に着手したい

開催にあたって

 ガラスの薄板に刻んだ溝には、バイパスや立体交差。制御弁や水車もある。中を通るのは針の先ほどの液体。これすべて髪の毛より細いサイズ。流路をごく細い血管に見立てれば、病気の早期発見や体調管理に使える診断チップに。微量の有害ガスも逃さない超高性能のフィルターに応用すれば、危険を伴う作業に携わる人々の安全センサーに使えます。

  医療や環境技術に役立つ現象にあふれながら肉眼では見えない世界を、人工的に作り出す超微細加工の研究が進んでいます。100万分の1ミリのスケールに至る極小のものづくりは、資源のムダ使いを減らし、環境への負荷も少ない「省エネ」製品の開発へとつながります。

 「ナノテクノロジー」は、どこまで進み、実用化に近づいたか―。「ナノ」の技術を製品に結びつけるキーワードの一つ、「マイクロ」を手掛かりに、化学合成、環境分析、医療検査など、広範な分野で応用可能な技術について基礎から学ぶ講座です。

  本講座では、
平成26年度KAST教育講座

カリキュラム内容と日程

座学 11月30日(月)

10:00~11:30

 手のひらに化学工場-マイクロ化学チップの機能と原理   何をするか、どう組むか

血液検査装置や燃料電池、化学プラント・・・。微細加工技術を使い、大型の施設や分析機器も手のひらサイズの チップ上に載せる「マイクロ化学チップ」。何ができて、どんなことに使えるか。原理と基礎を学ぶ。小型化することのメリット、 小さな領域で起こる独特の現象を理解した上で、どのように設計し、デザインすればよいか?用途に応じたパーツの組み合わせ、配置の仕方で機能を最大限に活かす方法を解説する。

北海道大学 大学院 工学研究院 教授 渡慶次 学

12:40~14:10

 ガラスチップの作り方 製造・加工技術/特徴・利点/現状と課題

マイクロ化学チップの素材の一つ、ガラス。材料の特徴を活かした用途、微細流路形成、表面処理、張り合わせなどの技術と課題について解説する。

東京工業大学 原子炉工学研究所 准教授 塚原 剛彦

14:20~15:50

 プラスチックチップの作り方 成形・加工技術/特徴・利点/可能性と課題

廉価で大量生産が可能なプラスチック。血液検査など、使い捨てが必要なバイオ・生化学分野で利用できる。
射出成形、ホットエンボス法など、加工技術の基礎と長所・短所、適用可能な材質などについて理解する。
実際のアプリケーション開発事例も併せて紹介する。

早稲田大学 ナノ・ライフ創新研究機構 教授  水野 潤

16:00~17:30

 小さな面を大きく活かす・・・表面修飾・改質技術

小さな領域では「表面」の働きが大きく影響する。逆に言えば表面を制御できれば、さまざまな機能を付与することが可能になる。そこで、今回医療診断やバイオ分析に重要なMPCポリマーをはじめ様々な表面処理技術を紹介する。

東京大学 大学院 工学系研究科  教授 高井 まどか 氏

座学 12月1日(火)

9:00~10:30

 チップの上に化学プラント

マイクロ・ナノのサイズなら化学合成にも便利。新しい材料や微細な粒子を効率的に作れ、廃棄物もごくわずか。
巨大な工場も実験室の中に収まるほど小さくなる。”エコ”な化学プラントに必要な微小部品、技術課題を紹介する。

東京大学 大学院 工学系研究科 教授 三宅 亮 氏

10:40~12:10

 たったひとつのDNA分子から情報を引き出すチップ技術

ライフサイエンス研究においてゲノム情報の取得が研究のスターティングポイントとなった現在、より高速で低コストなDNAシークエンス技術が求められている。本講では、究極のシークエンス法ともいえる1分子DNAシークエンス法の開発状況について紹介する。

名古屋大学 工学系研究科 准教授  加地 範匡 氏

13:30~15:00

 マイクロ分析システム・・・システム化・応用(免疫分析、ガス分析など)

がんなどの疾病に特有の物質を分析・測定・検出する免疫分析チップシステムや、微量の有毒ガスや特殊な匂いを検出し、食品、環境などの分野に応用できるガス分析チップシステムなどの応用事例を紹介する。

東京大学 大学院 工学系研究科 准教授  馬渡 和真 氏

15:10~16:40

 さらに小さく!10-6と10-9の間・・・拡張ナノ化学

マイクロとナノ。その「間」の領域に見え隠れする不思議な現象を活かせば、注目のエネルギー産業などにも応用可能な技術が生まれる。まったく新しい視点からの「ものづくり」技術を紹介する。

東京大学 大学院 工学系研究科 助教 嘉副 裕

実習 12月4日(金)

13:00~15:00

マイクロチップ内の流れを測る
-マイクロ粒子画像流速計を用いた圧力駆動流の測定-

東京大学 大学院 工学系研究科 助教 嘉副 裕

15:15~17:15

最新装置を用いたマイクロフルイディクス実験
-圧力駆動方式の送液や専用総合周辺機器を用いた実験-

マイクロ化学技研株式会社 田澤 英克 氏

∗ やむを得ない事情により、日程・内容の変更や中止をする場合があります。講義中の録音・写真撮影はお断りいたします。

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TEL : 044-819-2033 FAX : 044-819-2097
E-mail:ed@newkast.or.jp

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